ことわざの矛盾 人間はポジティブだ

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諺(ことわざ)には矛盾したものが多数あるのはなぜか

ことわざは多数ありますが、全く反対の意味を持つことわざがありますね。

ことわざを使っていながら「ん?」と思うことが多々あります。

矛盾した意味を持つことわざ

「二度あることは三度ある」

「三度目の正直」

二度あることは三度ある

嫌なことが続いて起きた場合に使うなど、比較的ネガティブなイメージが強い気がしますね。

三度目の正直

次こそはうまくいくであろうというポジティブな意味で使うことが多い気がします。


「急がばまわれ」

「善は急げ」

急がばまわれ

焦るとろくなことなないよ、というのんびりした考え方

善は急げ

ダラダラしてるんなら早くやれってな、行動を早くするススメの意味ですね。


「当たって砕けろ」

「石橋を叩いて渡る」

当たって砕けろ

やってみなけりゃ始まらない、チャレンジ精神を持てって意味ですね。

石橋を叩いて渡る

何事をやるにも慎重に!という意味ですね。

と、こんな風にことわざでも全く逆の意味を持つ、矛盾したと言ってもいいようなものが存在するわけです。

それぞれ間違っているわけでもないですし、どちらが良いというわけでもありません。

ケースバイケースで都合のいいほうを使うのが人間

結局のところ、使いたいシチュエーションで都合のいいように使うのがことわざってことになりますね。

ポジティブにとらえるためにどっちを使うかってところでしょう。

正しいのは勝ったほう

何かのセリフでも

「正義は勝つ」

ではなく

「勝ったほうが正義」

なんていうのもありましたが、例えば

「一石二鳥」と「二兎を追う者は一兎をも得ず」などは、2つを得れた場合と、得れなかった場合で使う意味が変わりますよね。

2つを得た場合は、勝者として一石二鳥が適用されますが

2つ取りに行って両方逃せば、敗者として、二兎を追う者は一兎をも得ずが適用されるでしょう。

同じように、手堅い成功者が使うなら

「仕事とは石橋を叩いて渡ることだ」と言うでしょうが

ガンガン攻める人が仕事で成功したら

「仕事とは当たって砕けろ精神だ」や

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と言うでしょう。

どちらも間違いではなく、やはり勝ったものが正義なんですね。

過去の歴史で矛盾したことわざがあるというのは、人間は都合のいいようにとらえてポジティブに生きてきたってことなんでしょうか・・・

まあ、自分が前に進むために使えばよいんじゃないでしょうか?

ことわざとは有利に主張するための材料?

結局は、何かを表現するために有利にものごとを進めるための材料(言葉の武器)のような気もしますが、ことわざの意味を踏まえて、どういう生き方をするかという、自分への戒めとして使うのがよいのでしょう。

ことわざの歴史

そもそも、ことわざとはいつ頃からあったのでしょうか?

日本では平安時代には、すでにことわざがあったという記録が残っています。

明治時代には藤井乙男という人が書いた「諺語大辞典(げんごだいじてん)」ということわざの本もあったようです。

海外から来たことわざ

「春眠、暁を覚えず」や「百聞は一見に如(し)かず」などは、もともと中国で誕生した昔話からきたことわざで、このように外国からやってきたことわざも多く存在します。

また、もともと日本にもあり、ほぼ同じ意味を持つ海外のことわざなどもあることから、国や文化は違っても、人間の考えることは大体似たようなもんだ、ってこともわかりますね。

ここでよく間違えられるのが、直訳すると似ているが、実は違う意味を持つことわざもあるということです。

例えば

日本:覆水盆に返らず

アメリカ:It is no use crying over spilt milk

などはいい例で、直訳で考えると、こぼれたものが戻らない、という意味ですが、本質は、日本の場合は、失敗を悔いて、次からは同じようにならないようにしようという反省の念を含みますが、アメリカのこぼれたミルクに関しては、なっちまったもんは戻らないから気にしないで行こう!というような意味を含みます。

つまり、似たようで全く違うものなのですね。

このポイントはcryingです。

言い方を変えれば「ミルクこぼして泣いてもしょうがないだろ」ってな意味ですので、くよくよしても仕方がないというポジティブシンキングの一つの表現となるわけです。

おおげさに2つの違いを言い分けると

後悔しろ!

後悔しても仕方ない!

の2つになります。

これ、英語の授業で同じと説明している先生もいるんですね、びっくりです。

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自称、WEB関連クリエイター。東京在住のおっさんです。ウェブページの製作、動画の編集などやっております。 このサイトは完全に趣味で書いております。